2023年金剛寺内に開設
宗教の多様化に対応
金剛寺の中にあり
施設を共有
御本尊は13仏
多様な信仰に応える、新しい形の寺院
2023年、金剛寺内に誕生した「西東京寺内院 寿福院」。宗教の多様化に対応し、十三仏様を本尊とする新たなご堂です。
金剛寺の施設を共有することで、より充実したそれぞれの信念を心に刻み、皆様に寄り添う静寂な空間をご提供いたします。
13仏様について
13仏様は、亡くなった方の冥福を願い、極楽浄土へ導くために信仰される仏様たちの総称です。それぞれが異なる役割を持ち、故人がスムーズに世へ旅立ちよう、七七日( 49日)までの期間、順番に導いてくれるとされています。
13仏様の役割と特徴
- 不動明王:初七日。煩悩を焼き払い、迷いを断ち切る。
- 釈迦如来:二七日。仏教の開祖。悟りを開かせ、正しい道を示す。
- 文殊菩薩:三七日。智慧を授け、悟りを助ける。
- 普賢菩薩:四七日。 修行を助け、仏道を成就させます。
- 地蔵菩薩:五七日。
- 弥勒菩薩:六七日。未来に仏となり、衆生を救う。
- 薬師如来:七七日。病気や苦しみを癒し、健康をもたらす。
- 観音菩薩:百日。衆生の話を聞き、救済する。
- 勢至菩薩:一周忌。 智慧の光で迷いを照らし、正しい道へ導く。
- 阿弥陀如来:三回忌。極楽浄土へ導き。
- 阿閃如来:七回忌。 強い心を授け、困難を乗り越える力を構える。
- 大日如来:十三回忌。すべての仏の根本。
- 虚空蔵菩薩:三十三回忌。 知識と智慧を授け、願望を成就させる。
13仏様を祀る理由
- 故人の冥福を祈る:亡くなった方が安心してあの世へ旅立てよう、仏様の力を借りて。
- 遺族の心の安らぎ:故人を偲び、国境を癒す。
- 仏教の教えに触れる:仏教の教え全体、生と死について深く考える。
13仏様を祀る際の注意点
- 宗派によって違いがある:各宗派によって、祀る仏様や順番が異なる場合がある。
- 掛軸の選択:それぞれの仏様の姿が正しく描かれているものを選びます。
- 供養の仕方:各宗派の教えに従い、正しい供養を行う。
寿福院での13仏信仰
寿福院では、十三仏様を本尊として、皆様の心の安らぎと多生の幸福を願っております。ご自身の信仰心に従い、静かにご参拝頂けます。
ご不明な点や、ご希望の宗派について、お気軽にお問い合わせください。
その他
- 13仏様は、それぞれの仏様の持つ特徴や功徳を理解することで、より深い信仰へとつながります。
- 13仏様は、仏教の教えをわかりやすく伝えるための象徴的な存在でもあります。
- 13仏様を祀ることは、日本人独自の死生観を表す文化の一つです。